<注意>この記事はARMY(BTSのファン)としての殴り書きポストです。
BTSが新しいアルバムを出しました!わーい!
そして翌日にはNetflixでカムバックライブが配信されました。私はこのためにNetflixに再加入しましたw
まだ3日しか経ってなくて全曲消化しきれてないけど、ホヤホヤな感想を残しておきたいので書きます!
音源の感想
Spotifyで歩きながら聴きました。
『DARK&WILD』だーー!
まず、アルバムカバーがデビュー翌年にリリースされたアルバム『DARK&WILD』に似てる。
『アメリカンハッスルライフ』という、アメリカ(LA)に滞在してヒップホップ修行をする、体当たりリアリティ番組があったのですが、その時に制作していたアルバムです。
ちなみにこの番組は、彼らの音楽的ルーツを知るには必見です。全く知名度がなかった彼らは最後の公演に「来てください!」と道ゆく人々にビラ配りをしています、、
今回のアルバムもアメリカ(LA)で、2ヶ月間ソングキャンプをして制作しています。
「初心にかえる」と発言していたこともあり、彼らの音楽的ルーツであるヒップホップ・ラップの方向性に振り切るのかな、と予想はしていました。
そして今回の『ARIRANG』を聴いてみたら、5曲目までゴリゴリです。きたー!これは『DARK&WILD 2026』だー!!
Jayが大暴れしとる
j-hope(BTSの3人目のラッパー。デビュー前はストリートダンサー。ソロでもアルバム・シングル多数)がアメリカで「You can call me Jay.」と言ったので、絶好調でパフォーマンスする彼は“Jay”と呼ばれてます。
ちなみに覚醒した彼を”Jack”と呼ぶファンもいて、それは彼の『Jack In The Box』というアルバムに由来しています。「アイドルとして自分の暗い部分はあまり出せなかったけど、このアルバムでは押し込めてきた部分を表現したよ」という話だったので、解放状態の彼は”Jack”です。「Arson(放火)」という物騒な曲が有名👇
とにかく、『ARIRANG』の前半5曲はj-hopeもといJay(/Jack)が大暴れしています。聴いてみてください!ちょっとガビガビした声質の人です。この出だし👇
AgustDがいるーーー!
“AgustD”はSUGA(BTSの2人目のラッパー。プロデューサーとして他のアーティストへの提供楽曲も多い)の別名義です。「アイドルとしては出せない暗い部分を表現」するために作ったペルソナです。
AgustDの初期の楽曲はいつも怒ってます。最近は穏やかになったけど、常に不正義やヘイターに中指立てる姿勢は貫いている。
韓国の伝統音楽をモダンにアレンジするのも得意。やはり代表曲は「Daechwita(大吹打)」だと思う👇
初期の曲の中では「Agust D」が好き👇
(James Brownの「It’s a Man’s Man’s Man’s World」をサンプリングしている!!)
とにかく、このアルバムでもSUGAというよりAdustDがいます!!「Aliens」の出だしとか👇
ちなみに、「Aliens」の歌詞やばいです。ひやーーー。この尖り方が、ザ・BTS👇
Oh, my God, do I look too funny?
뭐 어쩔래?(文句あるか?) Just move for me, yeah, move for me
アメリカに進出した頃から今に至るまで、人種差別・ゼノフォビア(外国人嫌悪)に晒されて不当な扱いを受けてきた彼らだから出てくる言葉
If you wanna hit my house, 신발은 벗어놔
Yeah, we aliens
어쩜 그래 shameless
예의를 차려 we aliens
해는 동쪽에서 risin’
Aliens, aliens俺の家に来たいなら、靴は脱いでおけよ
そう、俺らはエイリアン
なんて図々しいんだ
礼儀をわきまえろ 俺らはエイリアン
日は東から昇る
エイリアン、エイリアン
(いつも文字通り土足で部屋に入ってきたドイツのおじさんを思い出す・・・笑)
[RM]
It goes, let me, honey, talk about the business
Everybody know now where the K is
어디까지 가니 이런 제길
저주하니 아직? 흉즉대길
Pardon, 김구 선생님, tell me how you feel (How you feel?)
영어는 또 나밖에 못 해, but that is how we kill (Woo)
눈만 또 허벌나게 큰 너희가 말하길
Are they for real? For real?さあ行くぜ
ビジネスの話をさせてくれ
「K」がどこにあるか、もうみんな知ってるだろ
どこまで行くんだ 全く
まだ呪ってるのか? 忌々しいままでいろ
失礼、金九(キム・グ)先生、気分はどうですか
英語ができるのは俺だけ、でもそれが俺らのやり方
目ばかり無駄にデカいお前らが言う
「あいつらマジか? マジなのか?」
英語ができなくても世界中で愛されるアーティストになった。西洋の音楽シーンに合わせる必要ない。一時「BTSは西洋化した」と揶揄されましたが、それに対するアンサーですね。
ちなみに、「金九(キム・グ)先生」は日帝時代に独立活動を指導した人物で、国として世界の覇権争いに参加するのではなく、民族の文化的繁栄を目指すべきと説いていた人らしい。
この温度差がBTSだよね
アルバム前半の「熱く燃え🔥走り続ける🦶」というアグレッシブさから一転、鐘の音を挟んだ後半は一気に内省的でしっとりした雰囲気になりました。
前半が赤、後半が青。韓国の国旗みたい。この火傷するほど熱い情熱と冷たい心象表現の温度差も、すごくBTSらしい。
後半のこの曲で、歩きながら泣きました(;;)👇
[SUGA]
어른이 된 것 같은 기분이지만
고민은 뭐 여전하지
매일 같은 일상 속 회전목마나
쳇바퀴나 매한가지 (매한가지)
Oh, 답이 없는 질문
미궁 속에서의 질주
다들 괜찮은 척하며
웃고 있지 모두 다, 다, 다, 다大人になったような気分だけど、悩みは相変わらず
毎日同じ日常、メリーゴーランドも回し車も似たようなもの
答えのない質問、迷宮の中を疾走する
みんな平気なフリして笑ってる、誰も彼も
[RM]
침대는 나의 관, my bed is my coffin
어쩜 내 세상은 거대한 caffeine
매일 널 죽으러 가, 꿈을 끌 순 없나?
멈출 수 없는 춤을 추고 있잖아
또 생각에, 생각에, 생각에 생각
생각하지 말잔 생각을 해 난
빙글 또 빙글 행복하니?
웃어줘 끝까지ベッドは俺の棺桶
俺の世界は巨大なカフェインみたいだ
毎日死に向かっていく
夢のスイッチを切ることはできないのかな
止まらないダンスを踊り続けてるだろ
また考えて、考えて、考えて、考えて
考えないでおこう、なんて考えてる
回って、また回って、幸せなのか?
笑ってくれよ、最後まで
ちょっと考えが多いタイプの人は共感できると思う。
私も不眠症なので「考えないようにしようと考える」とか…😢
全体的にRPWPを感じる
RM(ラッパー、リーダー)も、アングラの頃のRunch Randa(ランチランダ)みがある箇所もあるけど、アルバム全体では前作『Right Place, Wrong Person』からの強い影響を感じた。ちなみに、略して『RPWP』は個人的にBTS関連で一番好きなアルバム!👇
『ARIRANG』全曲の制作にRMがクレジットされてるので、アルバム全体のディレクションやキュレーション的部分にも彼が深く関わっているのかなと予想してる。
個人的に『RPWP』が好きすぎて「RMの声=RPWP」になっちゃってるのか、『ARIRANG』も「全体通してRMの声がある=RPWPっぽさを感じる」と思ってしまってるのかもしれない。バイアスがかかっている可能性。。
また、声色や歌い方が曲ごとに全然違うのも今回の聴きどころ!👇
そして、その声が聞こえると絶大な安心感がある。かっこえええええ
最後の曲「Into the Sun」は『RPWP』の「Around the world in a day」っぽいなと思った。
「Into the Sun」の作曲はVだけど、VとRMは感性が近いので納得。
ちなみにVの楽曲だと「FRI(END)S」を思い出した👇
VとRMのソロ曲大好きなので、団体のアルバムでもその感性を色濃く感じられて嬉しい!!
パフォーマンスの感想
Netflix、サーバー強い。ありがとう。
公演うますぎ、音源より全部いい
見る前のお気に入り曲は次の3つでした↓
公演みた後、次の曲がお気に入りに追加されました↓
- FYA(楽しそうすぎる)[fancam][fancam]←V
- 2.0(振付けやばい)[fancam]
- SWIM(タイトル曲、振付け素敵)[fancam]
- NORMAL(曲がいい!)[fancam]
- Like Animals(ハモリが異次元)[fancam]
8/14曲。たぶんパフォーマンスを見たら全部お気に入りになるんだと思う。笑
そのくらい、音源よりライブがめちゃくちゃいい!
特にボーカルの凄さを見せつけられた「Like Animals」のハーモニー👇
振り付け、すごいな?
今回のタイトル曲『SWIM』が結構おとなしめだったので、踊らないのかな?と思ってたら、めっちゃ踊ってくれました!ダンスからBTSに興味を持った者としては大歓喜。
「Black Swan」を彷彿とさせる部分もあり、この一見地味な振付けをモノにする強者たち・・👇
「2.0」なんか、3J Butter(こちら)並みの難易度に見える…👇
音の取り方とかさりげなくてオシャレすぎ(=難しい)だし、フリーな部分も多くて(=難しい)以前より確実に難易度が上がって見える。。
いやーうまい。ベテランの落ち着きというか、魅せ方も含めて大御所のそれ!
誰も置いていかない構成
今回のカムバック公演は新曲で始まり、序盤で「Butter」、中盤で「MIC DROP」、最後に「Dynamite」、アンコールで「Mikrokosmos(小宇宙)」🪐💫がありました。
新アルバム『ARIRANG』を披露しつつも、ライトファンも歌える「Butter」&「Dynamite」で大合唱し、待っていたファン待望の「MIC DROP」で盛り上げ、アンコールではコアファンと再会を祝す「小宇宙」で大団円。
誰も置いて行かない、完璧な構成👏
これからワールドツアーだから、それのプレビューというか。1時間で物足りなかったけど、ツアーがもっと楽しみになった公演でした!
(公演の予告↓)
賛否両論あったらしい
話題になっているアルバムだから、当然いろんな意見が飛び交っている。
「BTSっぽくない」???
「私は好みじゃない」とか、全然あると思う。私もBTSの曲を全部大好きなわけじゃない。
でも、今回のアルバムに対して「BTSっぽくない」という批判があったらしく、それにはびっくりしました👀
- アルバム自体がまず『DARK&WILD』のオマージュのような印象
- BTSの核である「Cypher」シリーズや「DDAENG(땡)」を引き継いだような「2.0」
- コンサートで盛り上がる「So What」的立ち位置になりそうな「FYA」
- 「Fire」のSUGAと放火犯?が対峙するシーンと重なる演出がある「Hooligan」
- どことなく「Tomorrow」や「Louder Than Bomb」みがある「Like Animals」
- 「Home」っぽい「Please」(STUDIO NOTEで本人たちも言っている)
などなど、十分にBTSらしいと思うけどなぁ。
それに、BTSの魅力は”異次元の努力で成し遂げる成長“と”葛藤をも打ち明けてくれる実直さ“だと思う。
たしかに「Dynamite」「Butter」「Permission To Dance」3部作や、ダンサブルな「DNA」「IDOL」「Boy With Luv」と並べたら、今回の「SWIM」はおとなしくて距離がある。
でも、兵役を経て30代になった彼らが届ける”正直な声”が前者だったら、かなり違和感があると思うぞ。
ソロ活動をみてたら、ごく自然な展開
今回のアルバムを聴いたら、明らかにソロ活動の延長線上にあることが伺える。
もし”大衆的ポップスター”のイメージを脱する意図を感じられたなら、「もっと正直に話したい」という姿勢がまさに『RPWP』だし
ボーカルラインも、Vが聴いたことない声で登場してたり、Jung Kookが『GOLDEN』で提示した以上の幅を見せていたり、ソロコンサートを経てレベルアップしたJINのシルバーボイスも健在。JIMINもソロ期間から兵役中にかけて練習したという新しい歌い方で。みんなどこまで上手くなるんですか??
あと、『face』『MUSE』でプロデューサーとして曲を発表してきたJIMINの感性も結構反映されていると思う(BigHitのインハウスプロデューサー達とチームを組んでたので当然かもしれないが)。「they don’t know bout us」は「Face-off」「Alone」の雰囲気がある🫶
とにかく、ソロでレベルアップした7人の化学反応で生まれた作品が今回の『ARIRANG』だと感じられました🎉
「Got ARMY right behind us」
RMが「ARMYの皆さんを信じて戻ってきた」と話していた。
Butterの歌詞でも「Got ARMY right behind us」とあるように、彼らは世界中にいる聴き手=ARMYを信頼してくれている。
ARMYがいるから、彼らは作りたい音楽を作る。話したい話を込める。もちろん100%ではないけど、かなり音楽性の自由度は高いと思われる(インタビューや制作裏話を聞く限り)。
だから今回「思ってたのと違った」という人も、今回彼らが作りたい音楽はこれなんだな、と受け止めて今後を静観してはいかがでしょうか(?)。
聴けば聴くほど良くなってくるアルバムでもあると思うし、もっと聴いてみたらいいんじゃないかな!!?
聴いてみてね
総じて、全員ブランクを感じさせないだけでなく、超レベルアップしてました。
BTSのアイデンティティが存分に込められているし、BTSを初めて聴く人にもおすすめしたい!
聴いてみてね!



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